団長挨拶
ごきげんよう。
少し唐突ですが、我々は音楽が好きです。我々は7年程前に「音楽を本当に楽しめるように」と、様々なものに縛られない音楽を追い求めるために結成しました。それから、5回の演奏会を行いました。これはアマチュアの楽団としては多くはありません。しかし、そのゆっくりとした歩みの中で、一から音楽と真摯に向き合い、WSなりの答えを出して来たつもりです。すると、音楽がもっと好きになり、そして、音楽の事をもっともっと好きになりたいと、思うようになりました。
我々は音楽が出来る歓びを感じながら謙虚に、それでいて積極的に、これからも活動を続けて行きます。その中で、想像もできない素敵な出会いと、忘れられない思い出を着実に作って行ければと思っています。
それでは、どこかで皆様とお会いできますよう。
2014年3月2日 ヴァールシャインリヒ シンフォニカー 吉本 圭二
楽団概要
WSの目標
WSでは「音楽を楽しむ」事を目標に結成されました。現在では、その目標は変わらないながらも、進化し続けています。具体的には以下のような内容です。これらをしばらくの目標と掲げてWSは活動して行きます。
- 音楽を心から楽しみ、今まで知らなかった音楽の深み知る。
- 新しい事に臆せず挑戦し、オリジナルの活動をする。
- グローバル社会に対応するべく、多様で柔軟な活動を行う。
WSの強み
-
音楽を楽しんでいる仲間達と!
WSは「純粋に音楽を楽しみたい人」により成り立っています。世の中には様々な難しい問題はありますが、音楽を純粋に楽しめる仲間がいればそれだけでも十分ではないでしょうか。
-
音楽を拠り所に!
WSでは技術を重要と考える一方、技術だけではカバーしきれない「音楽について知る」という事を目標にしています。個人の音楽に対する想いやアイデアを、最重要であると考えています。よって、WSは音楽は"演奏会"だけを目指して音楽をするのではなく、"練習"でも楽しんで音楽をする事を日々考えています。
-
コラボレーションで音楽に新たな世界を!
WSでは既成の概念に囚われないように、積極的にコラボレーションを実施しています。音楽としても合唱や独奏との共演などを行なってきました。音楽以外でもキッズダンスとのコラボレーション等、常に新しい活動で新しい感覚を養っています。
-
「つまらない」を「楽しい」に!
WSでは「音楽」を楽しむために、今まで良しとされて来た運営を一から見直しています。活動をするためには運営が必要ですが我々は運営をしたい訳ではないので、「仕方なくやるのであれば少しでも楽しく」をモットーに運営を行なっています。その結果、様々な運営部門が独立して生まれました。こちらにあるようなプロダクションデザイン(PD)部が良い例で、演奏会チラシや動画作成等質の高いコンテンツを生み出しています。
結成からの歩み
そんなのどうでもいいじゃないですか!
というのはさておき、WSは「建前や、難しい事を抜きにして音楽を楽しみたい」という思いで、2007年に自然に結成され、活動を続けてきました。結成当初、メンバーは学習院大学、慶応大学、東京工業大学などの首都圏大学生が中心でしたが、現在では会社員、大学生、高校生、外国人など多くのオリジンを持った構成です。
現在では、音楽演奏に留まらない団体を目指しています。演奏者以外にもデザイン専門、マネジメント専門のメンバーなどが様々な方法で達成すべき音楽へ突き進んでいます。
(2007年7月10日設立、同日に東京都豊島区生涯学習団体に登録されました。)
役員紹介
当団の役員は以下の通りです。(2021年1月現在)
役職 | 氏名 |
---|---|
マネジャー | 吉本 圭二 |
コ マネジャー | 猪瀬優・宇井 彩 |
アカウンタント | 加藤 豪 |
当団音楽監督
-
吉川 清 国立音楽大学卒業。指揮を前田幸市郎、山田一雄、山本直忠、作曲・理論を島岡譲、声楽を鷲崎良三、水野俊彦、ピアノを中北順子の各氏に師事。昭和59年、NHK交響楽団で研修、マタチッチ、サバリッシュ、ワルベルク各氏に学ぶ。第7回NHKイタリアオペラ公演に参加。首都圏のプロオーケストラをはじめ、各地の市民・学生オーケストラ、合唱団の指揮を手がけ、その卓越したテクニックと洗練された音楽づくりには定評がある。「ひらけポンキッキ」等のTV・ラジオの録音に活躍。JR東京駅コンサートにも出演。名古屋工業大学管弦楽団の米国演奏旅行に指揮者として同行。その後、南西ドイツ・フランスに遊学。文化交流で米国テネシー州より名誉州民、各都市より名誉市民に選ばれている。ディアベリの田園ミサ曲の日本初演や、若い作曲家作品の初演。H.リリング・W.エームス・久保陽子氏らをはじめとする国内外の演奏家との共演も多い。現在学習院高等科講師。